携帯電話について語ってみる

特別お題「おもいでのケータイ」

phone

はてなのお題が「携帯電話」と言うことで書いてみる。

私は中学時代から携帯電話を所有し、大手キャリアはauSoftbankauと移ってきた。auSoftbankへと移行したのはiPhoneの登場だったが、iPhoneauから発売するとauへと出戻りをし、以降auを扱ってきた。

理由は回線の安定さと、アンテナショップが実家の近くにあったからで特に不満は無かった。

 auの携帯電話のデザインは、他社と比べて少し変わっていたラインナップだったと記憶している。草間彌生とコラボしたり、可動の仕方が変わっていたりと、変わり種が多く、「また変化球を出してきたな!」と思う機種がチラホラ出していた。

その反面、シンプルかつお洒落なデザインのケータイも多くあった。有名なのはINFOBAR1や2といった携帯電話だったと思う。

今回私が挙げるのはINFOBARで有名なau design projectの携帯電話だ。

 その名は「talby

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talbyという名をご存知だろうか。もし、知らなくても、その時代にアンテナショップに足を運んだことがある人なら一度は目にし、記憶に残っている携帯だろう。

talbyは前述した通り、au design projectのシリーズ(?)に名を連ねる携帯で、アルミ金属を削り出したかのような素材感に、丸いボタンがついている外観の携帯電話だ。当時、折りたたみ携帯電話やスライド式がブームだった記憶があり、そんな中でストレート形状で異質な見た目のtalbyはさぞ目立った存在だったと思う。

「使用」したことは無い

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熱く語っておいてなんだが、実はtalbyを実際に使用した事は無い。いや、所有はしていたので、「回線契約をする事はなかった」、というのが正しい表現なのだが。

talby全盛期(という時期があったのかは定かでは無いが)、まだ私は義務教育中で、田舎の学校という事もあり携帯所有者がクラスの過半数を割っていた。例にならった私の親は携帯を私に買い与えず、talbyという存在を私は知らなかった。

そんな私がtalbyの事を知ったのは高校に通っている時のことだった。当時は携帯電話の装飾が流行っており、簡素なシールを貼り付けたりしてオリジナリティを出したりする学生が多く、自分もそれにならってシールを貼り付けたりしていたのだが、クオリティの低い見た目に満足していなかった。そんな中、インターネットで携帯電話の塗装業者を見つけ、その例えを見ていると黒染めされたtalbyが有ったのだ。初めてみるtalbyの洗練されたデザインに衝撃を受けた私は、すぐにオークションで落札。手元に少し傷のついた未塗装のtalbyが届いたのだ。手元に届いたtalbyを塗装しようか迷ったのだが、金銭的な理由で暫くそのまま使用することにし、auのアンテナショップへ行く事となる。そこで衝撃の事実を知ったのだ。

契約ができない…だと?!

shocked

アンテナショップにtalbyを持ち込むまでは良かったのだが、その持ち込むタイミングが良くなかった。当時、「3G」対応の携帯が出始め、携帯の契約方法が変則的になっていて、ダブル定額といった「パケット定額制」の先駆けのサービスが始まったところだった。パケット定額制は旧世代のtalbyのような携帯電話は対象外。その頃、ようやく携帯電話でWEBサイト閲覧が気軽に出来るようになり、今では考えられないがパケット通信料が100万円を超える時代だった為、パケット定額制というのは当然のように必要なプランで、親は強制的にそのプランを選んでいた。パケット定額制を選択しない状態でWEBサイト閲覧をし過ぎると高額な請求がくる所謂「パケ死」する為、防衛手段として仕方のない事なのだが、それにより私はtalbyを手にしたのに使えないという状況に陥った。

 手元に残ったtalby

Talby

電源をつける事はできても、携帯電話として扱う事はできない「文鎮」を手に入れた私は、文鎮をそっと箱にしまうと元の携帯電話を使う事にした。WEBサイト閲覧を携帯電話で使わず、パケット定額制プランを選ばないという選択も有ったのだが、人とは一度便利な物を知ってしまうと、後戻りができないようで私もWEBが気軽に使える携帯電話を使う事にしたのだ。そんな訳で、talbyの出番は回ってこなかった。

talbyという携帯電話は使用する事が無かったが、一番思い出深い携帯電話だ。使えなかった事もそうだが、やっぱり携帯電話としてのスマートさ、デザイン性共に私としては今までで最高の得点をつけたいモノだ。iPhoneを筆頭に、似たようなデザインが多いスマートフォンだが、talbyのような「ギョッとする」デザインのスマートフォンが出てくれる事を切に願う。

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